何が正義という話ではなく
各々のこだわりと謙虚、というか虚栄もしくは怯えとか寂しさだとかが同居したサブカルチャーが好きだった 虚像と牽制 大声で話せないような気持ち悪い笑い方を我慢するような市民権がないような 仲間かと思ったら地雷を踏んだり 匿名をもって平気で傷つけ合うような それでいてすぐに身元を晒されるかもしれないそんなひりつきと隣り合わせになるような独特の閉塞感 現実から離れた高揚と居心地の良さを感じる瞬間
とてもしんどいので観返すのもなかなか気が向かないけれど、思い出すのが岩井俊二「リリイ・シュシュのすべて」(2001)
地方の学生とサブカルチャー、集団の交わりの薄暗さ
ただの思い出です
Lily Chou-Chou - Glide リリイ・シュシュ- グライド
あらゆるものがメインカルチャーにすり替わった今でも新たなサブカルチャーが対抗して生まれる希望もあるだろう つみあがった地はなだらかな平坦になってはいくけど そんなことを考えていくこと 思い出すことそういう居場所を自分自身でも作ること